世話人虎の巻
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- 世話人虎の巻とは何者…?
- どんな時に虎の巻を使うの…?
- 虎の巻はどのようにして使うの…?
- ファイルの名前の付け方にはルールはあるの…?
- 虎の巻を使う準備は何かしなければならないの…?(「事前準備作業」のページへジャンプする)
- 虎の巻原本の最新版を確保する(「虎の巻原本」のページへジャンプする)
【世話人虎の巻】 は、マクロが記入されたエクセルファイルです。
世話人副世話人が各講座の準備・実施・報告の段階で使うエクセルでの操作をマクロ化したものです。
講座に必要な情報を正確に取り込み、確認し、共通の様式でのアウトプットを出せることを目指したものです。
マクロとは
複数の操作をまとめておいて、必要に応じて呼び出して実行するようにした小プログラム
【虎の巻】 には、【受講者リスト】、【講座日程表】、【班編成表】、【講師・サブ(アシスタント)の予定者】、【サポート予定】のインプットがあります。上図の左側からの矢印がインプットを示しています。
【出席予定表】、【配布資料(4点セットのこと)】、【実施報告書】、【受講者アドレス帳】が虎の巻からのアウトプットとなります。上図で右側への矢印がアウトプットを示しています。
この他に【班員予定表】も必要に応じて出力し、班員の予定を把握するワークシートとして使うことも可能です。
- 初級講座の準備と実施、そして実施報告時
- 活用講座の準備と実施、そして実施報告時
- 若葉会の準備と実施、そして実施報告時
- 交流会の準備と実施、そして実施報告時
- 学習会の準備と実施、そして実施報告時
※ 2019年4月から、講習名が変更となりました。
旧 名 新 名
IT講習 → 初級講座
補習講座 → 活用講座
それぞれの講習に合わせて、【虎の巻原本】から作業用【マスター】を作ります。
作業用マスターで各種データを読み込んだり、配布資料を作ります。
【原本】と【マスター】
虎の巻【原本】から、各講習用に【マスターブック】を作ります。作業は【マスターブック】で行います。
ここでは【マスターブック】は各講座ごとに作られ、【マスター】フォルダーにあることを示しています。
その大元は【原本】フォルダーにある【原本】ファイルです。
これらマスターは全て、マクロ付エクセルファイル (正しくはマクロ有効ブックと言います)です。
マクロ付エクセルファイル を開くと、コマンドリストが表示されます。コマンドリストから該当のボタンをクリックすることで操作できます。またコマンドリストには、重要操作の実施状況(実施済みかどうかなど)が逐次表示されます。
下図は、虎の巻 【原本】 と、そこから作られる【マスターブック】 との関係を更に詳しく示します。
また各【マスターブック】が取り込むデータとそれが次の講座用に引き継がれるケースも示しています。
[講座日程] や [受講者リスト] がその例です。
【配布データ】
各 【マスターブック】 が作る 【配布データ】 は、【配布資料】フォルダーに出力し保存されます。上図ではマスターと配布データとの関係も示しています。
【配布データ】の各種は、エクセルファイル形式で作成され、メールに添付したり、印刷するのに使われます。
名前の通り、受講者やサポーター、それに関係者に配布するファイルは、【配布資料】フォルダーにあるものであることを確認しましょう。けっして原本やマスターブックではありません。間違っても原本やマスターブックを送付してはなりません。
マクロ付ファイルを送付する時は要確認
原本やマスターなどマクロ付ファイルを送付するときには、送付相手が正しいかどうかを確認しましょう。マクロ付ファイルの操作を理解されていない相手に送付してしまうと混乱を招きかねません。気を付けましょう。
虎の巻で使用するエクセルブック(ファイル)には、きまった名前を付けています。
虎の巻原本の名前
世話人虎の巻_v78.xlsm
世話人虎の巻: 虎の巻原本であることを示します。
v78: バージョン(v)を示す数字(78)です。
xlsm: マクロ有効ブックであることを示します。
マスターファイルの名前
講座名2104AD_v78.xlsm
講座名: 講座を表す。以下の内いずれかを使います;
初級講座
活用講座
若葉会交流会
学習会
2104: 2021年4月の講座を意味します。
AD: 担当班名
最初の「A」は初級講座でA班の担当を表します。
次の「D」は活用講座の担当班はD班が担当すること、A班からD班にマスターが引き渡されるということを意味しています。
若葉会交流会、学集会では担当班のみの1英文字です。
この部分で「ーA」などとー(ハイフォン)付きで表示される時は、活用講座の担当班はA班だが、初級講座の担当班が複数あり特定できない時に使われる。これは対面活動が数ヶ月休止された後に再開した時の活用講座で発生する。
v78: マスターを作成した原本のバージョンを表す。
xlsm: マクロ有効ブックであることを示します。
配布資料ファイルの名前
講座名(配布資料名)2104AD_v78.xlsx
講座名:講座を表す。
配布資料を出力したマスターブックからの名前を付けます。
配布資料名:配布資料名を表す。以下からいずれか。
出席予定表
3点セット(初級講座)/4点セット(活用講座)
実施報告書
受講者アドレス帳
2104AD_v78
配布資料を出力したマスターブックからの名前を付けます。
xlsx: マクロ無しのブックであることを示します。
「虎の巻」は結局、配布資料を作成するためのツールです。
配布資料のいくつかは講座の準備段階から実施中、そして終了時まで使われます。
- 出席予定表
- 3点セット/4点セット
- 受講者アドレス帳
そして終了後も使われるのが「実施報告書」です。
「実施報告書」のデータはパソボラの活動を振り返るときの基礎データとして使われます。また講座を後援していただいている保土ケ谷区社会福祉協議会への報告にも使われます。
配布資料は講習の参加者を始めとして多くの方々の目に触れます。
そのため正確である必要があります。特に人名に関しては言うまでもありません。
また毎月作成される資料のフォーマット(形式)が同じ形式である方が見やすい、分かり易いです。
こうしたことを実現するために「虎の巻」はあります。